ケーブルヒーター
金属酸化マグネシウムにコイル状の発熱線が固定されている構造です。断面形状が四角でシーズヒータやカートリッジヒータより被加熱物との密着性が良く熱伝達が向上します。金属で覆ったり挟んだりして使用します。
ケーブルヒーターの特長
・密閉型でしかも堅牢にできているので、あらゆる加熱に利用できます。
・軸’(シャフト)加熱では、従来の丸形ヒータに比べて接触面積が大きいので、熱伝達が著しく向上します。
・リード線との接続部は非発熱構造となっているので、丸形ヒータに見られるような接続部の過昇事故を抑えます。
・小さな形状で大きな発熱量が得られる設計です。
・熱電対内蔵もあります。
ケーブルヒータの用途
・射出成型機ノズル
・ホットランナーノズル
・医薬品の製造
・シール、接着
・食品加工・繊維
・鋳造ノズルなど
ケーブルヒーターの仕様と構造
■最高使用温度 350℃〜MAX500℃
・シース SUS304
・アダプタ SUS304
・非発熱長 50〜150mm
・リード線 標準長さ1000mm(テフロン製覆)
ケーブルヒーターの仕様
ケーブルヒーターの巻き形状
ケーブルヒーターのリード製作例